こんにちは。
今日は、16人から20人で踊る群舞、
バレエで言うところの、コールドバレエ についてお話したいと思います。
先ず、誰得?の話から。
コールドバレエ を見て感動するのはお客様です。
勿論派手なテクニックにも、お客様の喜びは生まれますが、大勢が心を合わせて動く姿には、何故か見ている方も感動してしまいますよね。
公演メンバーは、そこを目指して日々練習に励んでいるわけですが、その過程できっと気がつくだろうなぁと思うこと。
それは、自分達に感動するということです。
最初は揃わないんですよ…
でも、揃えるための工夫が始まるんです。
我々は、社会人ダンサーが中心のカンパニーですから、社会人として生活しながらその合間に、ダンサーとして舞台の為の練習をしています。
思うようにメンバーが揃わない中リハーサルを進めるのは、それなりに大変だろうと思います。
でも、満足のいく練習時間って、いったいどれくらいなんでしょうね。別に仕事を抱えていたら、満足のいく練習時間は確保できないんでしょうか?
このことについては、私自身、長い間葛藤してきましたが、まだ模索中です。
ただし、仕事を持っていても、精一杯の工夫をしながら、舞台に上がるまで練習できると今は考えています。
そして、それが彼女たちキラキラダンサーズが一番幸せな生き方に繋がればいいし、いつかダンサーにキャリアチェンジする日が来ても、この時の工夫は思い出して欲しいな。
指導者として、まず私がダンサーに提案できることは、共通認識を持つ為の工夫。
これは、誰でもそうだと思いますが、みんな人のことを考えながら上手く踊るなんて、最初からしてません!笑笑
自分のことで精一杯で当たり前だと思います。
最初はそれでいいんです。
そこから、揃えるために必要な、共通の認識を渡しておけば、あとは確認しながら自分達の力で揃える方向に進み出します。
私が用意したのは、フォーメーション資料
舞台上で、自分がどう動けば良いかのイメージトレーニング資料を、一瞬でメンバー全員に渡せるのですから…
当然、これだけではわからないことも出てきますが、人の記憶は結構曖昧。口頭でのレクチャーだけでは足りない部分が出てしまうのも事実。
ダンサー達の不安を回避できたらいいなぁと思っています。
この資料をどう使ってくれるかは、これから先のリハーサルで見守りたいと思います。
ダンサー達を信じて、心が揃う踊りが見られる日を待ちます。
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