こんにちは。
今日は、ダンサーの感情。
悔しい気持ちについて思ったことを。


生徒の1人が昨日、こう言いました。
“先生(私のこと)に、伸び悩んでいると言われて、すごく悔しかったんです!”


いいですねぇぇぇ。
褒めます。


伸び悩んでいるのは部分的な問題で、彼女に限らず、体が言うことを聞いてくれない、
やりたい動きがなかなか定着しない時期は誰にでもあります。

理由は人によるのですが、大きく分けて2パターン。
一つ目は、安定性はあるけれど、可動域が足りないケース。
二つ目は、可動域が広いゆえに、安定性にかけるケース。

彼女の場合は後者。手脚も長いので余計に大変なんですよね。

一定のラインまではすくすく伸びていきましたが、さぁここからバレエの質を高める!となった時、
体を制御する、抑制する能力も高めていかないとならない時期がやってきます。
これは我慢も含まれるような気がするのです。

素晴らしいバレエダンサーは、インタビューなどでよくこの我慢が必要という言葉を発します。
多分、巷で言われる我慢とは種類が違う気がするので理解されにくいのですが、
自分を責めるとか、そういう感じではないのですよね…

でもやっぱり、この時期は辛いです。

可動域が広い人は自由を愛する人なので、型にはめようとすると、嫌になってしまいます。

ただし、クラシックバレエには、その型がどうしても必要で、周りと揃える事が第一歩。
それを見せられてこそ、客席のお客様に感動をお届けできるのですから。

頭ではわかっていてもね…
自覚して取り組むのは自分自身。
そして、ちゃんと取り組んでいるのも知っています。

踊りにそれが根付いてくるのはまだまだまだまだ時間がかかること。

そんな時の悔しい思いは、目覚めの知らせ!

ダンサーにとって、悔しい気持ちは目覚ましのようなものです。

うまく利用してしまえ!


Yuko Ballet Foundations 
藤田 優子