こんにちは。
今日は、オーディション対策 プロ志望クラスに現れた、スーパールーキー、
既にプロレベルの演技力と歌唱力を持って現れた女の子の話を。

歌と演技…
ミュージカルには不可欠な分野。
特に歌は、私のようなバレエ畑の人間にとって新鮮すぎて、
その歌から色々なものを敏感にキャッチしようとして聴いてしまうし、
見えたもの、感じたものに素直に感動します。

受け取る側の気持ちによっては、踊りと同じなんです。
歌ってね…

この子、どれだけ練習してきたの?
どんな人生歩いてきたの?
いきなり楽譜なしで、初めて会う人たちの前で歌える力が身につくまでには、きっと色々あったんだろうな。
歌にはその子の人生が現れるんですね…

その為に直前の練習もしていない、突然だから準備もしていない
歌詞がわからなくなったら、歌いながらカバンから携帯電話を出して、リリックアプリかな?
それを見ながらでも
高いクォリティでちゃんと歌うんですから。

ミュージカル経験者なら、当たり前じゃん!って感じですか?

そうです。
そんなの当たり前なんです。プロだもの!
いきなりやってくるチャンスの為に、日々磨いているんですもの。
(ここ、前回のブログに書いた、別にバレエじゃなくてもいいんじゃない?に繋がりますね)

私はこの光景を、まだプロを目指し始めたばかりの無謀な生徒に見せてあげる事ができて
本当に良かったと思っています。

そんなスーパールーキーが、バレエが必要だと感じて、私のクラスに来てくれたのにはわけがありました。

どうしてだと思いますか?

彼女、小さい頃から映像系のお仕事で子役さんをやっていたそうです。
ヒップホップやジャズダンスを習い、ミュージカルに出会い、舞台の世界に入りたいと思ったのだそうです。

そこでバレエが必要で、でも続けられなくて、でもやっぱり、どうしてもバレエが必要だと痛感したのだそうですよ。

ほら!またバレエが必要!?
どうしてなんでしょう?

彼女のバレエを見させてもらって、わかった事は山ほどありました。
月曜日は恒例となった、発声とセリフを加えたバレエレッスンを、今日彼女にしてもらったら
さらにクリアにわかった事がありました。

得意なはずの台詞とバレエを組み合わせると、彼女のパフォーマンスは落ちてしまいました。
最初は、この組み合わせが相乗効果に繋がらなかったんです。
そこにあったのは、バレエへの苦手意識!
彼女が1番最初にバレエに触れた時の傷が、まだ残っていたのかもしれません。

彼女、もう充分に自分を磨いてきています。
それなのに、夢に一歩届かないでいるんです。
けれども、本人は何が必要なのかをはっきりわかっていて、飛び込んできてくれようとしています。

さて、バレエを学んでくれようとしている彼女に向けて、エールを送りますね。

まず、本人や親御様に知っていて欲しいこと。
それは、今まで通ってきた道にはなんの間違いもないんだということです。

表向きには、あの時バレエを続けていれば良かったと、後悔した事もあったかもしれません。

でも、今でなければ学べない事があります!
バレエの指導方法は今だからこそ発展しましたし、
そもそも苦手意識のあったバレエを、義務感だけで続けていたとしても
きっと肝心な時に、相乗効果には繋がらなかったかもしれません。
とは言え、苦手意識が拭いきれない中、必要だから取り組まなければならない時はありますよね。
そんな時は好きなこと、得意な事と繋げて、混ぜて、練習することにチャレンジしてみて下さい。
幸いその方法を見つけた私達の教室には、その環境が整っていますが、
ここに拘らなくても大丈夫。
もし飛び込んで来てくださるならば、私を含め、仲間と講師陣が全力で応援します。

人を感動させるだけのパワーを、既に身につけて現れたスーパールーキーちゃん。
今日は、来てくれてありがとう!

Yuko Ballet Foundations
藤田 優子

祐天寺のバレエ教室
クレ・デュ・バレエ