こんにちは。
今日は、オーディションを目前に控えた2人のダンサー、スーパーキラ子ちゃんとのミーティングをしてきました。

少し前に、レッスン中の自分の動画を撮影してもいいですか?
との質問をもらい、許可しました。
大事なことです。
客観的に自分の動きを見て、どこを直したらいいのか、またどうすれば綺麗に見えるのか
研究することは、不可欠。

対策レッスンをし始めて、まだ1カ月経っていません。
この集中レッスンを始める前、ピルエットが一回転もまともに回れなくなってしまい
迷路に迷い込んでいたダンサーがいました。

その頃彼女には、ピルエットの自主練を一度ストップしようか?と提案し
対策クラスでは、足りていない筋力の確認と、トレーニング方法をレクチャー、
そのトレーニングを実践するかどうか、レッスン以外の時間をどう過ごすかは本人に任せるという作戦に変更。

日々のレッスンでは難易度を下げて、シンプルな動きの質に拘り、時にはセラバンドや、ボールを使ったバーレッスン、
または、声を出すなどイレギュラーな基礎レッスン、ガチ基礎レッスンをやり続け、ピルエットをすることなく過ごしました。
3週間目の今朝のレッスンで、突然回ったところ…
2回転のピルエット三回のアンシェヌマンを
左右、全て成功させていました。

うーん…やはりという感じです。

バレエのレッスンには、その流れの中に、踊りに必要なトレーニング要素がたしかに含まれています。
でも、本人がどうなりたいかの目標値と、そのレッスン内容・頻度に、ギャップや差がありすぎることには気づきにくい。
それほど複雑なトレーニングなのかもしれません。
そして、頻度の問題。
一斉に同じ内容のレッスンをしたところで、結果には当然ばらつきがでます。

言い方は悪いですが、量産的に、そして全体的にダンサーが育つ環境とは…
似たような身体の条件、毎日必要とされる、適切なレッスン量をこなせる環境。
プロを育成するために存在する、歴史ある海外のバレエ学校にはそれが備わっています。

ところが、今私たちがいる環境には備わっていないのだとしたら?
その海外のバレエ学校との差を知り、どうクリアするのか、頭を抱えました。
同じことをすればいいわけではありませんでした。
対象となるダンサーの身体条件も、目的も、バラバラなわけですから…
何がどう足りないのかを個別に分析し、バレエのレッスン以外に補っていかないと、焼け石に水状態。
ただ時間だけが過ぎていきます。

そういった点では、キラ子達はものすごく優秀です。
最初はみんな、言うほどトレーニングをせずにレッスンに来てしまい、
レッスンの中でそれがバレてしまい、後悔するところからスタートしています。
それでもまた立ち上がり、トレーニングをして、結果につなげるのですから。

今日のミーティングで、自分が上達するためにどんな環境が欲しい?
どんなワガママでもいいから、どうしたら安心して上達できると思うのか、言ってごらんというと、
毎日自分のウィークポイントを先生に確認して欲しい。
だそうです。

わかりました。
やりましょう。
オーディション目前のこの期間、君の希望を叶えましょう。

だから、少人数。本気の人のみ。
私が心から応援したいダンサーのみを育成しています。

Yuko Ballet Foundations
藤田 優子

祐天寺のバレエ教室
クレ・デュ・バレエ