こんにちは。藤田優子です。
テーマパークダンサーと、ミュージカル俳優のためのオーディション対策クラス Yuko Ballet Foundations 通称YBFというクラスを運営しています。

先日、生徒から摂食障害についての告白を受けました。
過去に、私自身がそうだったことを踏まえ、バレエ教師として彼女たちとどう接するか…
改めて考えてみたので記録しておこうと思います。

食べることに罪悪感を持ったり、食べた後に罪悪感で運動しないと!と思ってしまうダンサーはいますか?
クラスが始まる前に生徒達に質問をしました。
ちなみに私のクラスは、食事制限とダイエットを禁止しています。
バレエ教室なのに?と思いますか?でも、生徒にはそのように話をしています。

手が上がったのは少数でしたが、まだいました。そういう生徒が…
そして、日ごろの説明不足を反省しました。

その日、食べることへの罪悪感についてと、食事内容とパフォーマンス、表現力、ケガとの因果関係を丁寧に話すことになりました。

一方的に情報を落とし込むのではなく、生徒からも意見、質問をしてもらいました。

まだまだ根強い。ダンサーが痩せていることへの使命感。優越感。義務感。
それに比例して、太る事への劣等感。恐怖感。罪悪感。

印象的だったのは、自分は痩せている。スタイルが良いと言われてしまう。
それ自体とどう向き合えばいいのか…というもの。

これは、例えば「ダンサーにしては痩せていないね。」「太っているね」といわれた場合も同じですが、過剰に反応しないというアイディアはどう?と伝えました。

痩せている人がバレエに向いているという他人の価値観を変えることは難しいけれど、そういう言葉や価値観に対して、自分が過剰に反応しないスタンスは大切だなと、私が最近思っています。
ダンサーにとっては非常に難しいことであろうことはわかっています。
商業ダンサーともなれば、企業の期待に応える即戦力を目指して、日々鍛錬しているわけですから。
企業側は、「こういうダンサーが欲しい」というカラーがはっきりしています。
痩せていること、スタイルが良いことも含まれていることも知っています。
けれども、企業の期待に応える努力と、過剰に反応するのは別の話。
過剰に反応すると、判断力が鈍り、本質が見えなくなっていることはよくあります。
書けば書くほど、自分自身のことです。
極端な食事制限をしたり、過食嘔吐をしていた頃、過剰に反応してしまうことが多かったです。
未だに、うまくコントロールできないことはあります。
睡眠負債と同じ。蓄積したものを拭うのには時間がかかります。恐ろしいことだとわかっているのです。
だからこそ、書くのだけれど。

例えば、企業が求めるスタイルより自分が大きめだった時、食事制限をして急激に痩せるという手段に走ることが多いのですが、プロを目指すダンサーとしては吟味が足りていないのではないかな…
お客様に元気や勇気、喜びを与える側のダンサーが、食事制限でスカスカの体で踊っていたら
それってお客様にパワーを感じてもらえるだけの準備になっているといえるのでしょうか。

さて…ではどうしたらいいかというところを、言及していきます。
実際に必要なのは、食事内容、栄養素が足りているかの見直し。
そしてレッスン内容と頻度の見直しではないかと思います。
そして、体を変化させるには最低でも3か月はかかりますので、焦らないことも大切。
焦ったり、急激に上がったモチベーションで何かをしても続きませんので、
たんたんと、今ここにある自分と向き合うのが得策だそうです。

幸い、講師陣はチームで動いていて、yogaの考え方から健康的な食生活を指導できるyogaマイスター、呼吸法で集中力を高めるyogaティーチャー、ピラティス講師もいます。
YBFの生徒さんに限りますが、相談に乗れることはたくさんあります。
良いダンサー、表現者、舞台人になれますように。毎日応援していきますよ。



Yuko Ballet Foundations 祐天寺スタジオ
Ballet Arts Theatre in Shonan江の島スタジオ
祐天寺のバレエ教室 クレ・デュ・バレエ
藤田 優子