こんにちは。 藤田 優子です。
テーマパークダンサー、ミュージカル俳優オーディション対策、子供の為の優しいバレエを指導しています。

今日は、12月28日に行われる、自主公演のリハーサルの中で起きた、本当にとっても感動した話を。

大人に混じって、4人のかわいいジュニアの生徒が出演するのですが、彼女たちの成長が素晴らしいのです。

作品の中で、4人で舞台上に円をつくりながら回転する、マネージュという技法があるのですが、
回転しながら移動するので、難易度は高めです。
いつもフォーメーションが崩れ、今ひとつ惜しい!という段階でした。
子ども達には、お客様から見えた時に、どんな風に見えたら綺麗!と思ってもらえそうか考えてみて
どうしてフォーメーションが崩れるのか、理由がわかったらそこを練習してみて。
自分達で出来るよね?と放置しました。

最近、作品の中で問題が起きた時は、この方法で見守る事にしています。

すると、彼女達はまず1人ずつ、同じ場所からまっすぐにその振付を踊り
到着した位置の差を4人で検証したのです。
すると、みんな同じ振付なのに、少しずつ位置がずれている事を発見しました。

本人達は、あー!!と言いながら、だからフォーメーションがずれちゃうのか!と納得して、
どうすれば同じ位置に届くのか、揃えられるのかを確認しあっていました。

私はただ彼女達をニコニコ見守るだけで、つぎに音をかけた時にはもうできているのですから…
どれだけ感動したか、その場にいた大人達はきっと感じたはずです。

子ども達の世界は、学校での生活や学んだ事が大半を占めていると思います。
それを好きで好きで仕方ない、バレエと繋げて考えて(確実に算数の考え方ですよね)
しかも、成果をあげられて、誰かを感動させられるだなんて
なんて素晴らしいことが起こってるんでしょう。


例えばこれが、
〇〇ちゃん、もっと大きく回って!
と、指導者からの声がけで解決していたら、彼女達が自分で発見し、解決する喜びを奪うことになります。

プロになりたい生徒だからと、この部分を奪って子どものうちから詰め込むとしたら…

私はもはや、彼女たちの奇跡のような成長する姿が神々し過ぎて、
指導者が口出ししすぎて、彼女たちが自分の力で考え、解決する喜びを奪うのが恐ろしくなりました。

大人からバレエを始めプロを目指す、オーディションのタイムリミットがあるキラ子達には、正直この時間がありません。
残酷な現実です。
どちらが後悔するだろうか…

これは、本人達の上達速度や目標の設定によります。

でも気づいて!
自分で見つける事ができるはずなんです。
そして大人だったら、その経験を武器にしてもっともっと頭を使えるはずなんです。

あの子ども達の成長を、一緒に見られるなんて、本当にすごく運が良いと思うけどな…