こんにちは。
藤田優子です。
プロフェッショナルダンサーの育成と、子どもの為の優しいバレエを指導しています。

今日は、私のバレエ教室、バレエアートシアターで、
手帳の使い方と時計の見方もダンスと一緒にお勉強する理由を、私が子どもだった頃の思い出を交えながらお話したいと思います。

昨日の台風一過。
今日の夕日は素晴らしいものでしたが、江ノ島のスタジオは、大きな窓から片瀬海岸の海辺が見渡せます。


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今、キッズダンスクラスは、可愛い可愛い一年生の子どもさんを指導しているのですが、
子どもさんの成長は、本当に奇跡の連続みたいにキラキラしています。

今日は、バレエ、縄跳び、バトン、キッズダンス、それから時計の見方と、手帳の使い方を勉強しました。

手帳は、私にとって大切なツールですが、このクラスで子どもさんと一緒に、手帳の使い方を勉強するのには理由があります。

私は子どもの頃、手帳の使い方を知りませんでした。
お絵かきをしてぐちゃぐちゃにし、手帳を何冊も無駄にしました。

大人になって、最後まで手帳を使い切れるようになったのは最近です笑笑

そこで思い出したこと。
一年生の時、私は学校で何を勉強したのだったっけ?
そして、子どもごころに、これが教わりたかったのに!と思った事などを、この機会にじっくり思い出してみました。

そして思い出したのが“はつ日”の思い出です。

いわゆる書き初めなのですが、短冊形の半紙に、フェルトペンで“はつ日”と書き、
突然なんの前触れもなく、教室に貼り出されてしまった思い出です。

貼り出された時は、たいへんよくできましたと、よくできましたの2種類の評価がされており
全員がそれを見れる状況に、ドキリとしたことをよく覚えています。

私のはつ日は、よくできました…でした。
一年生ながらに、たいへんよくできましたではないことは理解できていますし、
一丁前に悔しかったのです。
そして、先生からは理由も何も聞かされないまま、教室に貼り出された書き初めに、
納得行かずモヤモヤするような子どもでした。

生意気ですね…

そこで、自分で分析したのです。
たいへんよくできましたのお友達のはつ日と、よくできましたの私のはつ日を、じっと見比べ、
ある日、理由がわかりました。
そして自分なりの評価もしました。

当時の私の意見はこうです。
「わたしのはつ日は、字はじょうずにかけている。
でも、はんしの上のほうに、字がかたよっていて
バランスがよくない。
だから、よくできましたしかもらえなかったのだ。」

つまるところ、センスはあるものの、計画性に欠けるという事に自分で気付いたんですね。
すごいと思いますか?
いやいや。子どもさんの殆どが実はそういう事を考えながら生きています。
むしろ成長するにつれて、大人の評価を信じすぎ、この感覚がだんだん鈍くなるのです。

私は手帳の使い方も下手。
バランスよく、文字の配列を考えながら書き初めするのも下手。

計画性がない!笑笑

ということで、計画性を養うためにはどうすれば良いか…考えるわけです。
ここから先は、何十年もかかっておりますが、時間は問題ではありません。
必要な時に、身につくものだと思います。

一昨年、ジュニアのバレエクラスで、生徒全員に1冊ずつ手帳を渡し、
自分で自分のレッスンの評価をするという、自己評価プログラムを実施しました。

結果は、素晴らしいものでした。

子どもさんは自分には嘘をつきません。
自分で成長したがっています。
計画性という能力は、失敗しても再考すれば身につきます。

ジュニアの生徒達は、小5.小6でしたので、しっかり文字で記録していましたが、
今指導している一年生は、まず手帳の見方と、月曜日が一月に何回あるかを一緒に確認。
これ、もう掛け算ですね。
でも、お稽古ごとには必要な考え方です。

そして、来月からは自分のレッスンを自分で評価する、自己評価プログラムを実施します。
最初はシールを貼って練習!
お絵かきをしたくなったら、お絵かきのページが後ろにあるよ!
これも一緒にみて確認。

誰も見ないから、自分で全部決めていい。
でも、嘘はダメ。
例え、その日は心配事があって、いつもより頑張れなくても、
それは悪いことじゃないんだよ。


このお話をしている時、子どもさんは目を輝かせ、真剣にお話を聞いてくれていました。

大人は、何でも子どもより上手にできると思ってしまいます。
そして、子どもさんを評価しようとしてしまう。
本当は、子どもさんは、なんでも自分でわかり、気づく事ができます。
その機会を奪ってはならないということを、一昨年から見てきた生徒たちに、私は気づかせて頂きました。

楽しみですね。
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Yuko Ballet Foundations 祐天寺スタジオ
Ballet Arts Theatre in Shonan 江の島スタジオ

藤田 優子