朝から近隣の林や自然が豊富な公園、神社を梯子する日々が始まりました。

2月の後半から、新型肺炎の世界的な流行という、歴史に残る危機を経験し、
一時的に活動を停止した数ヶ月、私の心が辿り着いた先は、自然との対話でした。

このような事態になる前から、「踊りは祈り」をテーマにして、舞台に立ち、作品を生み出してきたので
自分の心にもともとあったものが、更にクリアになっただけなのかもしれません。

今後は、自然との対話を目的にした作品を作り、自然に向かって演じていこうと思います。

雨の日に一人で森に入り、歌を歌った時のことは、この先一生忘れられない出来事になりました。
緑色ってこんなに綺麗なのかと改めて感動するような世界の中に
たくさんの蝶々がひらひらと舞っていました。

その時、人生を豊かにするとはこのことか…と納得してしまったのです。
こんなに幸せを感じられるのだということに、気付いてしまいました。

たまたま私にとっては、人からの賛辞の言葉や物質的な充実よりも、
自然が反応してくれたことの方が好みだったというだけの話かもしれません。

子どもが、全ての疑念から解放されて踊る姿を、何度か見たことがあるのですが
それはとても尊く、美しいものです。

大人になればなるほど、人の目を気にして、評価を気にして、演じ、踊ることが増えます。
もう、そこに魅力を感じなくなってしまうほど、自然の反応に、私自身が感動をしてしまいました。
続く