こんにちは。
藤沢市のバレエ教室、バレエアートシアターin湘南 主宰の藤田優子です。

今日は、バレエ教室でのマナーについて、私がまず学んだお話を。

ありがたいことに、バレエアートの生徒さんは増えてきております。
人数が増えると、共通の認識が必要になりますので、改めてバレエ教室のマナーについて、時間をかけて丁寧に調べてみました。

バレエは伝統芸能と言われますので、長い歴史を経てきた分、今のおおらかな教育方針の中で育ってきたお子さまにとっては、もしかしたらバレエのマナーは、窮屈に感じることがあるかもしれないな…。
私は最初、そのように思っていました。

伝統を守ってきた文化について学ぶ時、そこには必ず厳しい規則やマナーが存在していますね。
これは何故なのでしょう。
それにについては、その伝統に触れた本人が感じ、納得していくものだと思うので、ここで私の考えを記すことは控えたいと思います。


さて、私が学んだマナーについての客観的な感想は、
なるほど。その場にいる、考え方や年齢、生活環境が異なる人々が一緒に何かをする時に
お互いに気持ちよく過ごすための便利なルールのことなのね…

これが私の感想でした。

そこで、それに基づいて、自教室のマナーを作ってみたところ、年齢やバレエについての知識の深さによって、
何歳くらいに、どのくらい時間をかけて、どれくらいの内容を身につけるか、段階があった方が良さそうだということに気がつきました。

私は子どもの頃、バレエのマナーを先生から学んできましたが、いきなり出来ないことを怒られて
反省しながら学びましたので、そこから発展させる機会を持たずにいたかもしれません。

大切なのは、何ができていて、何が今はまだできないかを知ること。
そして、練習すればできるようになることですよね。

子どもさんが初めて知ることは、まだできないこと、納得できていないことが主です。
できないことを責め、批判するよりも先に、やることがあります。

お家や学校では聞いたことのない、バレエのマナーと一緒に、年齢も価値観も自分とは違う子どもさん同士がバレエ教室で出会い、
バレエを通して、お互いに認め合い、思いやりを持って接することができたら、これは素敵なことになりそうです。

それをもとに、4段階のマナー習得プログラムを作りました。

昨日は、上級生としてこれからバレエアートのお姉さん達になる生徒さんに、マナーを一つ一つ読んでもらい
何故そのマナーが必要なのかを、感じてもらいました。

子どもさんを、侮ってはなりません。
きちんと目を見て、心を込めて接し、納得するまで一緒に考えて身についたマナーは、一生ものです。
きっと、その子をキラキラと輝かせます。

マナーを習得するためには、教えてくれる相手との信頼関係と、時間が必要です。
成長期には、気持ちが不安定になり、守れないこともあると思います。
大人だって、そんな事がしょっちゅうあるのですから、私も耳が痛いです。

そこで、
「まだできない人の気持ちを思いやる」
これを、バレエアートのマナーの1番最後に加えました。
もしかしたら、1番難しいかもしれません。

けれども、マナーについて先に学んだ子どもさん達は、その分だけ先に進みました。
早速、お手伝いをしてくれた子、床に座らずマットの上でシューズのリボンを結んだ子、
入り口で靴を揃えた子、ご挨拶をみんなにしてから帰った子…

子どもさんを侮ってはなりませんでした。
お話し、納得すれば、高度なマナーは小さくても身に付きますね。

Ballet Arts Theatre in Shonan 
江の島スタジオ
藤田 優子